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なぜ背骨は1つではなく24個もあるの? ~ピラティスで「背骨を1つずつ動かす」理由~

  • 執筆者の写真: Aya liv pilates
    Aya liv pilates
  • 7月19日
  • 読了時間: 3分

「姿勢を良くしたい。」


「肩こりや腰痛を改善したい。」


そのためには筋力をつけることも大切ですが

実は背骨そのものがどれだけ動いているかも

非常に重要です。

人間の背骨は一つの骨ではありません。

頸椎7個・胸椎12個・腰椎5個、合計24個の

椎骨が積み重なり

その下に仙骨や尾骨があります。

ではなぜ

これほど細かく分かれているのでしょうか。


背骨は「しなる柱」として作られているから。


もし背骨が一本の骨だったらどうなる?

身体を前に倒したり、振り向いたり

呼吸をしたりするたびに

大きな負担が一か所へ集中してしまいますが

しかし24個に分かれていることで

それぞれの椎骨が少しずつ動き

負担を分散できるのです。

この小さな動きの積み重ねを

脊柱の分節運動といいます。

一つひとつの動きはわずか数度ですが

それらが連続することで

・前屈

・後屈

・回旋

・側屈

といった滑らかな動作が可能になります。


動かない、動かさない背骨があると

代わりに他の場所が頑張りすぎる。

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用

運動不足が続くと背骨の一部が

動きにくくなることがあります。


すると身体は目的の動きを作るために

別の箇所で代償し始めます。

例えば

・胸椎が動かない

→ 腰椎が過剰に反る


・胸椎が硬い

→ 肩甲骨の動きが悪くなる


・頸椎だけで顔を動かす

→ 首や肩の筋肉が緊張する


このような状態では、一部の筋肉や関節に

負担が集中し、肩こりや腰痛

姿勢不良につながることがあります。

つまり、「痛い場所」が原因とは限らず

「動いていない場所」が

問題となっているケースも少なくありません。


マシンピラティスは

「背骨を一つずつ動かす」トレーニング

マシンピラティスでは、大きく身体を動かすことだけが目的ではありません。

重要なのは、背骨を一椎ずつコントロールしながら動かすことです。

例えばロールダウンでは

・頸椎

・胸椎

・腰椎

が順番に動くことを意識します。


これは単なるストレッチではなく

脳と筋肉の協調性を高めながら

本来の分節運動を取り戻す

トレーニングでもあります。


リフォーマーなどのマシンは

適度なスプリング抵抗があるため

勢いではなくコントロールをしながら

動く感覚を身につけやすいのも特徴です。


「柔らかい」と「よく動く」は違う

身体が柔らかい人でも

背骨を一つずつ動かせるとは限りません。

逆に、極端に柔軟性がなくても

必要な椎骨が適切に動けば

身体は効率よく動けるようになります。

ピラティスでは「可動域」だけでなく

「どこが、どのタイミングで動いているか」

という運動の質を大切にしています。


人間の背骨が24個に分かれているのは

一つひとつが少しずつ動くことで

衝撃を吸収し効率よく身体を動かすためです。


しかし、現代の生活では

その分節運動が失われやすく

肩こりや腰痛、姿勢の乱れに

つながることがあります。


マシンピラティスでは

背骨を「大きく動かす」のではなく

「一つずつ丁寧に動かす」ことを

大切にしています。


姿勢を整えるためには筋力だけではなく

背骨本来の動きを取り戻すことも重要です。

毎日の生活で固まりやすい背骨を

一椎ずつしなやかに動かせる身体を

目指してみませんか?


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