呼吸は「肺」でするものではない? ~本当に呼吸をしているのは、横隔膜と全身の筋肉です~
- Aya liv pilates
- 1 日前
- 読了時間: 3分
「深呼吸しましょう。」
私たちは日常で何気なく
「肺で呼吸する」と考えています。
しかし実は肺そのものは
自ら動くことができない臓器です。
肺には筋肉がないため
自分で膨らんだり
縮んだりすることはできません。
では私たちは何を使って
呼吸をしているのでしょうか?

肺は「動かされる臓器」
呼吸の主役は肺ではなく横隔膜です。
横隔膜は胸郭と腹腔を隔てる
ドーム状の筋肉で
息を吸うと収縮して下がり
胸郭の中が広がることで
肺が自然と膨らみます。
反対に、息を吐くと横隔膜は
元の位置へ戻り肺の空気が押し出されます。
つまり肺は「呼吸をする臓器」というよりも
筋肉の働きによって動かされる臓器なのです。
呼吸は横隔膜だけではない
実際の呼吸では横隔膜だけが
働いているわけではありません。
正常な呼吸では
・横隔膜
・肋間筋
・腹横筋
・多裂筋
・骨盤底筋
これらがタイミングよく協調して働きます。
特に腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋は
「インナーユニット」と呼ばれ
腹圧を適切に保つ重要な役割を担っています。
この協調運動がうまくいくことで
姿勢を安定させながら
効率よく呼吸ができるのです。
呼吸が浅くなると身体はどうなる?
デスクワークやスマートフォンの
使用時間が長いと
猫背姿勢になりやすくなります。
すると肋骨の動きが制限され
横隔膜も十分に動けなくなります。
その結果
・呼吸が浅くなる
・首や肩の筋肉を使って呼吸する
・肩こりや首こりが起こりやすくなる
・腹圧が低下し、体幹が不安定になる
といった悪循環が生まれます。
「肩が凝るから肩をほぐす」のではなく
呼吸の質を改善することが
不調の改善につながるケースも
少なくありません。
マシンピラティスで呼吸を大切にする理由
マシンピラティスでは
エクササイズの前に呼吸を
整えることを大切にしています。
なぜなら呼吸が変わるだけで
・肋骨の動きが良くなる
・横隔膜が働きやすくなる
・体幹が安定する
・力みが減る
・身体がスムーズに動く
といった変化が期待できるからです。
呼吸は単に酸素を取り込むためだけではなく
身体を支える機能も持っています。
だからこそピラティスでは
「どう動くか」と同じくらい
「どう呼吸するか」を大切にしています。
「呼吸は肺でするもの」
そう思われがちですが
実際には肺は自ら動くことができません。
呼吸を生み出しているのは
横隔膜を中心とした筋肉たちの協調運動です。
呼吸が変われば、姿勢も変わります。
姿勢が変われば身体の使い方も変わります。
マシンピラティスでは
呼吸を通して身体の土台を整え
より動きやすく疲れにくい
身体づくりを目指しています。
「最近、呼吸が浅いかも…」
「肩こりがなかなか改善しない…」
そんな方は一度ご自身の呼吸に
目を向けてみてはいかがでしょうか。
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