尿もれやぽっこりお腹は、腹筋だけの問題ではない?〜横隔膜と骨盤底筋の意外な関係〜
- Aya liv pilates
- 7月18日
- 読了時間: 3分
「お腹を引き締めたいから腹筋を頑張っているのに、なかなか変わらない。」
「最近、くしゃみやジャンプをすると尿もれが気になる。」
このようなお悩みは
腹筋が弱いことだけが原因とは限りません。
実は
横隔膜・骨盤底筋・腹横筋・多裂筋という
4つの筋肉がチームとして働くことで
お腹の内側から身体を支えています。

この4つは「インナーユニット」と呼ばれ
姿勢や呼吸、腰椎の安定、排尿機能などに
重要な役割を担っています。
インナーユニットとは?
インナーユニットは
身体の中心部を360度から包み込む
天然のコルセットのような存在です。
・上:横隔膜
・下:骨盤底筋群
・前・横:腹横筋
・後ろ:多裂筋
これらが同時に働くことで
腹圧が適切に保たれ背骨や骨盤が安定します。
腹圧とは、お腹の中にかかる
適度な圧力のことです。
この腹圧が適切に維持されることで
・腰への負担が減る
・良い姿勢を保ちやすい
・身体が安定する
・力が伝わりやすくなる
といったメリットがあります。
横隔膜と骨盤底筋は「一緒に動く」
呼吸のたびに横隔膜は上下に動いています。
息を吸うと横隔膜は収縮しながら下がり
それに合わせて骨盤底筋も少し下方へ動きます。
反対に息を吐くと横隔膜は元の位置へ戻り
骨盤底筋も自然に引き上がります。
つまり、この2つの筋肉は上下で
連動しているのです。
しかし
・呼吸が浅い
・常に胸だけで呼吸している
・肋骨が開いた姿勢
・長時間のデスクワーク
・出産後
・慢性的なストレス
などが続くと、この連動が
うまく働かなくなることがあります。
腹圧がうまく作れないとどうなる?
腹圧が十分に作れない状態では
身体を安定させるために
アウターマッスルへ頼りやすくなります。
その結果
・首や肩がこりやすい
・腰痛
・反り腰
・ぽっこりお腹
・尿もれ
・呼吸が浅い
・疲れやすい
など、さまざまな不調に
つながることがあります。
特に尿もれは骨盤底筋だけの問題ではなく
横隔膜との協調運動が低下しているケースも
少なくありません。
腹筋を鍛えるだけでは改善しない理由
「お腹を引き締めたいから
腹筋運動をたくさんする。」
これは決して間違いではありません。
しかし、呼吸が止まった状態で腹筋ばかり鍛えてしまうと、腹圧を適切にコントロールする能力は十分に身につきません。
大切なのは
呼吸をしながらインナーユニット全体が
協調して働くことです。
横隔膜・腹横筋・骨盤底筋・多裂筋が
タイミングよく活動することで
身体は本来の安定性を取り戻していきます。
マシンピラティスで大切にしていること
マシンピラティスでは
呼吸とともに身体を動かすことを重視します。
リフォーマーなどのマシンは
必要なサポートを受けながら動けるため
力任せではなく横隔膜や骨盤底筋を含めた
インナーユニットの働きを
感じやすい環境を作ることができます。
一人ひとりの姿勢や呼吸の癖を確認しながら
肋骨・骨盤・背骨の位置関係を整え
身体が本来持っている安定性を
引き出していきます。
ぽっこりお腹や尿もれは
「腹筋が弱いから」と
単純に考えられがちですが
実際には呼吸や腹圧
そして横隔膜と骨盤底筋の協調性が
大きく関わっています。
身体は一つの筋肉だけで
支えられているのではなく
複数の筋肉が連携することで機能しています。
だからこそ、マシンピラティスでは
筋力だけを鍛えるのではなく
「呼吸」と「身体のつながり」を
大切にしています。
見た目を整えるだけでなく疲れにくく
動きやすい身体づくりを目指したい方は
ぜひ一度ご自身の「呼吸」にも
意識を向けてみてください♪



コメント