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なぜ「目を閉じるとふらつく」の? ピラティスとバランスを支える3つの感覚

  • 執筆者の写真: Aya liv pilates
    Aya liv pilates
  • 8月12日
  • 読了時間: 4分

「片足立ちはできるのに

目を閉じると急にふらつく」


そんな経験はありませんか?


「目を閉じたから見えなくなっただけ」と

思われがちですが

実はそれだけではありません。


私たちが立ったり歩いたりするとき

身体は視覚・前庭感覚・体性感覚などから

入ってくる情報を脳で統合しながら

姿勢やバランスを調整しています。


つまり、バランスを保つためには

「筋力」だけでなく

身体から入ってくる情報を感じ取り

それを利用する能力も重要なのです。



バランスを支える3つの感覚


①視覚

目から入ってくる情報です。


「自分がどこにいるのか」

「身体がどちらに傾いているのか」


など、周囲との位置関係を把握するために

役立っています。

普段、何気なく立っていられるのも

視覚から多くの情報を受け取っているからです。


② 前庭感覚

耳の奥にある「前庭器官」から

得られる情報です。


頭がどの方向に動いているのか

重力に対して頭がどのような

位置にあるのかなどを感じ取り

身体のバランス調整に関わっています。


③ 体性感覚・固有感覚

少し聞き慣れない言葉かもしれません。

筋肉・腱・関節などから

「今、自分の身体がどこにあるのか」

という情報を受け取っています。


例えば、目を閉じていても

「膝が曲がっている」

「腕が上がっている」と

なんとなく分かりますよね。

これは身体から得られる感覚

情報によるものです。


目を閉じると何が起こる?

目を閉じると、視覚から得られる情報が

大きく減ります。

すると脳は前庭感覚や体性感覚など

別の感覚から得られる情報を頼りに

身体の位置や揺れを調整する必要があります。


そのため、目を開けているときには

問題なく立てていても

目を閉じると「ふらっ」

としやすくなることがあります。

これは必ずしも「筋力が足りない」

ということではありません。

身体のバランスには

筋力だけではなく感覚と脳の働きも

関係しているのです。


バランスが良い=筋力が強いではない

ここが大切なポイントです。


バランスを保つためには

筋肉が強いだけでは十分ではありません。

身体から入ってくる情報を受け取り


「今、自分の身体がどうなっているのか」


を感じながら

必要な筋肉を適切なタイミングで

働かせる必要があります。


つまり、

感覚

→ 脳で情報を統合

→ 身体をコントロール

という一連の流れが重要なのです。


ピラティスで「身体を感じる」理由

マシンピラティスでは

ただ筋肉に負荷をかけるだけではありません。

呼吸をしながら

・足裏の感覚

・骨盤の位置

・背骨の動き

・関節の位置

・身体の左右差

など、自分の身体から得られる情報を

感じながら動いていきます。


これは、自分の身体を認識し

コントロールする練習にもつながります。

「筋肉を鍛える」だけではなく

「自分の身体を感じて、動かす」

ということも、ピラティスの大切な要素です。


目を閉じるとふらつきやすくなるのは

単純に筋力が足りないからではありません。

私たちのバランスは

視覚・前庭感覚・体性感覚

など複数の情報を脳が統合することで

保たれています。

だからこそ、身体を整えるときには

「どの筋肉を鍛えるか」だけではなく

「自分の身体をどれだけ感じられているか」

という視点も大切です。


マシンピラティスを通して

筋力だけではなく

身体を感じ、コントロールできる身体

を目指してみませんか?


※目を閉じた状態での片足立ちなどは

転倒の危険があります。

ご自身で試す場合は、必ず安全を確保し

無理のない範囲で行ってください。


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